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米国インジェクションチューニング研修 その1

先週はアメリカ出張のためお休みして、すいませんでした。
昨日帰国したばかりですが、早速、何度かにわけて内容をご報告していきたいと
思います!


今回のアメリカ出張の目的は最新のインジェクションチューニングに関する情報集めと
アメリカ屈指のチューナーによるチューニングテクニックを直伝してもらうということです。

内容が濃く、無茶苦茶タイトなスケジュールでしたが、昼の勉強会は勿論,
夜の大人の勉強会もこれまた大切ですので、4日間ほとんど寝るひまなしでした!

    

①TTS社訪問


ロサンゼルスに到着早々、まずは
当店一番のおすすめのインジェクションチューニングシステム・マスターチューン
製造メーカーであるTTS社にお邪魔してきました。

   

日本のショップとしては初めての正規ディーラーということもあり、TTS社の社長で
チーフプログラマーでもあるスティーブさんと秘書のベッキーさんが出迎えてくれました。
(ちなみにハーレー純正のレースチューナーのプログラム開発者もスティーブさんです。)


生粋のエンジニアでもあるスティーブさんは、アメリカ人には珍しく寡黙な人で、
お世辞とか社交辞令はいっさいありませんでしたが、
技術的な話になると一転、非常に丁寧で熱のこもった説明をしてくれました。

さらに、マニュアルには書かれていないマスターチューンのプログラミングテクニックという
踏み込んだところまで話は及び、最終的には実際にソフトをどのように製作しているのかまで
実演して見せてくれました。
(社外秘的な内容なので画像で紹介できないのが残念ですが)

やっぱり実際に顔を合わせて、何者か分かってもらうと対応も違ってくるんだなと
あらためて思いました。
最後にはこれからのサポートも任せてくれとの力強いお言葉もいただき、
ほんと行ってよかったです。


 
社長ご自慢、軽く1500馬力オーバーのモンスターエンジンのチューニングの説明を受ける。
アメリカ人には珍しくほとんど笑わない社長もこの時はちょっぴりニヤこいていました。
ちなみにエンジン出力の測定器だけで3000万!するそうです。
(カーレースをやっている友人によるとTTS社は車のレースチューニングの世界でも
超有名なんだそうです。)


 

    
インジェクションチューニングのテスト中にぶっ壊れたピストンだそうです。
こんなのが広い工場内のあちこちにありました。


さて、これでロサンゼルスとはいったんお別れです。
次回は大人の都、ラスベガスへと向かいます。いよいよ、インジェクションチューニング実践です!

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2009年11月18日 21:04に投稿されたエントリーのページです。

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