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米国インジェクションチューニング研修 その2

前回につづきアメリカ・インジェクションチューニング修行のレポートです。

マスターチューンの製造メーカーTTS社を訪問した後、インジェクションチューニングの講習が
行われるラスベガスへと向かう前に、ひとまず親友のヒロ田村君が働くAIM社にお邪魔してきました。


このAIM社、ハーレーのハイパフォーマンスクラッチのトップメーカーとしてアメリカでは
有名で、ヒロ田村君はそこの製品開発責任者です。

エンジンの出力に応じて最適なクラッチのセットアップをさせたら
右に出るものはいないという凄腕で、技術、知識もそれはもうハンパじゃありません。
また、S&Sをはじめ、あらゆるハイパフォーマンスパーツメーカーと親交が深く、
ハーレーエンジンのセットアップについても非常に深い知識とデータをもっています。


勿論、当店はAIM社の正規ディーラーですので、
エンジンの馬力を上げたのにクラッチがノーマルのままで大丈夫かな?
なんか滑っているような気がするという方は勿論、
エンジンをカスタムして馬力を上げたい方はぜひ一度当店にご相談ください。
田村君と協力して、豊富なテストデーターから最適なセットアップを提案させていただきます。


 
AIMのクラッチキット。レバーは軽くなるのに滑らないという逸品です!


   
田村君ご自慢のS&S製スポーツスターエンジンをねじ込んだビューエル。
大排気量のエンジンとサンダンスさんのマフラーの組み合わせで
スポーツエンジンとは思えないドロンドロンというド迫力の重低音を奏でます。
ボンネビル・ソルトフラッツレースも走ったマシンです。かっこいいです。


    

ロサンゼルスからラスベガスへの道中は、荒涼としたこんな風景が延々と続きます。
アメリカっぽいので記念撮影してみました。


   
ラスベガスが見えてきました。ちょっと感動です。


 
今回のインジェクションチューニングの研修会場ラスベガスハーレーダビッドソン。
世界最大といわれるだけに、とにかくでかいです。

    
店内に入ると ”100 HORSEPOWER CLUB "なるパネルと人物写真がまず目に入ります。
ここのお店でエンジンカスタムやインジェクションチューニングを行って、
100馬力以上を記録したお客さんたちのクラブだそうです。

真ん中の画像はインジェクションチューニングを行う専用のブースとダイノマシン設備です。
使用しているマシンはダイノジェット社製の250i、電気負荷装置付。
当店で使っているのと同じ仕様です。

そして、今回の講習の先生であるヒロ小磯さん。
今や伝説的なレース、ボンネビルソルトフラッツスピードウェイで
現在5つの世界最速記録を持つというとんでもない方です。
(写真は2008年にご自身でセットアップしたダイナを操り優勝されたときのものですが、
色々な雑誌で取り上げられているので見たことのある方もいるかと思います。)

やたらと前置きが長くなりましたが、
次回はいよいよインジェクションチューニング実践編をレポートしていきます。
小磯先生のスパルタ指導がはじまります!

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2009年11月20日 16:52に投稿されたエントリーのページです。

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